虐殺砦の群盗
劇場公開日:1968年3月9日
解説
アドリアーノ・ボルツォーニのストーリーを、彼とアウグスト・カミニート、フェルナンド・ディ・レオの三人が脚色、モーリス・A・ブライトが監督したアクション。撮影はフランク・タウン、音楽は「真昼の用心棒」のラロ・ゴリが担当した。出演は「禿鷹のえさ」のロバート・ウッズ、「荒野の棺桶」のルチアナ・ギリ、エレノ・クリザほか。製作はフランコ・パロンビとガブリエレ・シルヴェストリ。テクニカラー、テクニスコープ。
1967年製作/ドイツ
原題または英題:Pecos Cleans Up
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1968年3月9日
ストーリー
メキシコのある村、この地は盗賊エル・スプレモ一味に荒らされ、死の街と化していた。彼らは神殿の廃城を根城に暴れまわっていたが、本当の目的は、伝説にある宝物を探すことだった。一方、この地にはペコス(R・ウッド)という若いガンマンがいて、時あらば、エル・スプレモ一味を滅ぼそうと機会をうかがっていた。そんなある日、ペコスに会いに、三人の流れ者がやってきた。彼らは、ペコスと兄弟のよしみを結んだ。そしてある夜、ペコスはエル・スプレモ一味に捕われの身となっていた知事の娘ラモナと、エリサというインディアン娘を救い出した。途中、エル・スプレモ一味のディゴを頭とする群盗と遭遇し、またたくまに、彼らを片ずけ、ディゴの死体に金貨を忍ばせた。やがて、その金貨を発見したエル・スプレモは、ディゴが宝物のありかを知っていたのに、隠していたのだと解釈。ペコスの思うつぼであった。そこでペコスは、偽の地図を示し、宝物のありかと称して、彼と一味を峡谷におびき出すことに成功した。一味が峡谷近くの吊橋にかかった時、ペコスはケーブルを切った。しかし、エル・スプレモと数名の手下は生き残り神殿に帰ってしまった。後を追うペコス。そして拳銃戦のすえ、手下を全員射殺。捕われたエル・スプレモは縛り首になった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- モーリス・A・ブライト
- 脚色
- アドリアーノ・ボルツォーニ
- アウグスト・カミニート
- フェルナンド・ディ・レオ
- 原作
- アドリアーノ・ボルツォーニ
- 製作
- フランコ・パロンビ
- ガブリエレ・シルヴェストリ
- 撮影
- フランク・タウン
- 音楽
- ラロ・ゴリ