劇場公開日 1967年12月5日

傷だらけのアイドルのレビュー・感想・評価

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2.0起承転結の起と結だけのような内容だった。

2019年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 作られたアイドルとその悲劇。ストーリー展開はゆったりと、淡々と進み、自分でアイドルをやめるまでを描く。そうしたアイドルスターの悲哀よりも、政府が国民の関心をアイドルに集中させ、政治から目をそらせるような方針だったことが空恐ろしい。

 最初のコンサートでは、投獄されたアイドルを演出し、涙を流すファンが面白かったけど、ラストの不気味なコンサートでは、北朝鮮のマスゲームやナチスドイツの集会をも思わせるほど全体主義の雰囲気があった。そういえば、某宗教団体の教祖もこのような雰囲気を出していたなぁ。

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kossy