殺しのビジネス

劇場公開日:

解説

ディノ・マイウリが物語と脚本を担当、ヘンリー・レビンが監督したスパイ・アクション。撮影は「バラバ」のアルド・トンティ、音楽は「国境は燃えている」のマリオ・ナシンベーネが担当した。出演はマイケル・コナーズ、ドロシー・プロバイン、テリー・トーマス、ラフ・ヴァローネほか。製作は「天地創造」のディノ・デ・ラウレンティス。

1966年製作/イタリア
原題または英題:Kiss the Girls and Make Them Die
配給:コロムビア
劇場公開日:1966年11月26日

ストーリー

リオ・デ・ジャネイロの繁華街をアルピーヌに乗ったCIAのケリー(M・コナーズ)が、アルドニアン(R・バローネ)という実業家の部下のトラックを追跡していた。ケリーはアルドニアンが何か企らんでいると睨んでいた。男たちはあるアパートに入って、若い女の殺害を図ったが、間一髪ケリーの消音ピストルが彼女をたすけた。彼らはケリーの追跡を感づいて、次々に襲撃の手を加てきた。アルドニアンは自分と愛を語った女が心がわりしたと分ると皆、殺してしまうという凶悪な男であった。その上彼は世界を滅ぼしてしまうという超短波を使った新兵器を中国に売ろうとしていた。その実験のためにブラジルのジャングルに住む原住民をモルモットにしていた。英国の人類学者アルドリック卿(T・トーマス)が殺されたのは、彼ら原住民の裸踊りを見て実験の秘密をメモしていたためだった。アルドニアンにも手のつけられぬブロンド美人スーザン(D・プロバイン)がいた。彼女は英国の諜報部員で、ケリーと同じ目的でアルドニアンを追っていた。そこでふたりは協力してアルドリック卿がいた村へ出発した。早くもこれに気づいたアルドニアンは、彼らが住民の裸踊りを観察している時を狙って、スーザンをヘリコプターで誘拐した。アルドニアンはスーザンを前にして恐ろしい計画を語った。それは全世界を破滅させてから、自分はそれまで苦心して集めた美女に囲まれてプラスチックの容器の中で暮すというものだった。一方ケリーはある草原に巨大な敵の基地を発見してブラジルの軍隊に援助を求めた。管制室へおどりこんだケリーは慌ててしまい、スーザンの閉じこめられているロケットの発射ボタンを押してしまった。しかし一瞬早くスーザンは逃がれていて無事だった。

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