「フランス映画の役者が揃ったコスタ=ガブラスの第一作」七人目にかける男 Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)
フランス映画の役者が揃ったコスタ=ガブラスの第一作
社会政治映画を得意とするコスタ=ガブラス監督の第一作。シモーヌ・シニョレ、イブ・モンタン、ジャック・ぺラン、ミッシェル・ピコリ、ジャン・ルイ・トランティニャンと役者が揃っている。警察内部の殺人犯という犯罪ミステリーをテンポ良く演出している。初めての作品としては、出来の良い方だと思う。各登場人物の感情表現に重きを置いていて、見応えがある。一寸落ち着きのない展開で勿体ないと観たが、テレビ放送でカットされたのかも知れない。因みに、タイトルは「殺人特急列車 七人目に賭ける男」だった。あまり感心しない日本タイトルではある。
1986年 1月25日
コメントする