ベイルート作戦 危機突破

劇場公開日:

解説

ジュリアン・バリーの脚本をマーティン・ドーナンが監督したスパイ・アクション。撮影はリチャード・シーリー、音楽はカルロ・サヴィーナが担当した。出演は新人リチャード・ハリソン、「アイドルを探せ」のドミニク・ボシェロ、ほかにワンディサ・グイダ、アラン・コリンズなど。イーストマンカラー・ワイドスコープ。

1965年製作/イタリア
原題または英題:Le Spie Uccidono a Beirut
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1965年10月28日

ストーリー

米中央情報局のフレミング(R・ハリスン)は、最近ソ連から西欧に脱走してきた二人の科学者を追っていた。一人がソ連の重要軍事機密を収めたマイクロ・フィルムを持っているのだ。しかも、一人は今日あるホテルで殺された。そのホテルに彼がかけつけたとき、例の一方の科学者ポリウスキーの女がいた。彼女に彼の居所を聞こうとしたとき、ソ連諜報機関の大男と部下の殺し屋ユーリが現われた。女は殺され、フレミングは間一髪のところで逃れた。フィルムはポリウスキーのところにある。が彼もハンブルグで死体となっていた。例の二人の仕業だった。死体運搬車ごとポリウスキーを盗んだフレミングは、メモから、ベイルートにすむグルーネという金融業者にフィルムが渡っているのを知った。その彼も白状しないまま、例の二人組に殺されてしまった。フレミングは、グルーネの姪リズがベイルートまでの飛行機で知りあった女であることを知り、彼女からフィルムの隠し場所を聞こうとした。が、やっと探しあてたとき、尾行していたロシヤ人に二人とも捕えられた。フィルムはグルーネの靴のカカトに隠されていることをリズは自白した。大男たちはリズを連れていって死体をあばき、フィルムを手に入れた。このときユーリがフィルムを奪った。第三国に売れば大金が得られる。裏切ったのだ。一方フレミングはやっとのことで脱出に成功、ヘリコプターをかって車で逃走中のユーリを追った。特殊電波を発する薬をリズに呑ませてある。居所はわかる。やがて追撃戦の後、ユーリを殺した。後、フレミングはソ連諜報部と話しあい、そのフィルムが水爆に関するものであり、両国には不必要、しかし第三国に渡すのは危険である。結局ソ連側に一応快く渡した。フレミングはそれを、またスリとった。それも彼の任務である。

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