「サメザメと泣く。」情事(1962) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
サメザメと泣く。
クリックして本文を読む
社会的抑圧に於ける男と女の愛のすれ違い?
と言った事を印象に残るだろう。
否
邦題通り「情事」男と女の性差だよ。本性の違いだよ。
ヨーロッパへ行くと着衣の女性が乳房だけ出して乳を含ませる宗教画が目立つ。余り日本では見たことがなかったので、興味本意で写真まで撮った。
その様な場面が後半に登場する。片乳をジジイに含ませる絵。爺さんは恍惚に笑う。まァ、見ていて気持ちの良いモチーフとは言えない。
そして、クライマックス。
ネタバレ
それを後から憂鬱そうにもらい泣く。
サメザメと泣く。
実に矛盾した風景。
バカバカしい情事なのだと思う。
傑作だ。
因みに我が亡父は「こんな映画見るな」って言っていた。多分、今日初めてだと思う。
しかし、サスペンスが欠片もないので、やっと見終わった。
コメントする