「アモーレ・ミオ、カルディナーレ」刑事 Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
アモーレ・ミオ、カルディナーレ
非情な警視を演じるピエトロ・ジェルミの自作自演が第一の特長の刑事ドラマ。クラウディア・カルディナーレの話が途切れるが、人妻殺人事件に関わる人々の私生活を群像劇にまとめた脚本の魅力が際立つ。それでも20歳のカルディナーレは輝きを放つ。ジェルミ監督のイタリア庶民の生活描写は手堅く、多くの登場人物の個性の違いを描き分けている手腕は流石だ。
コメントする
非情な警視を演じるピエトロ・ジェルミの自作自演が第一の特長の刑事ドラマ。クラウディア・カルディナーレの話が途切れるが、人妻殺人事件に関わる人々の私生活を群像劇にまとめた脚本の魅力が際立つ。それでも20歳のカルディナーレは輝きを放つ。ジェルミ監督のイタリア庶民の生活描写は手堅く、多くの登場人物の個性の違いを描き分けている手腕は流石だ。