劇場公開日 1953年6月3日

ガラスの城(1953)のレビュー・感想・評価

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3.5魅力的な4人の俳優

2025年7月24日
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ルネ・クレマン監督 1950仏

不倫もの。ありそうな話だが、当時としては話題を呼んだのかな。
あらすじにはあまり関心がなかったが、俳優陣が良かったので楽しく観られた。
ミシェル・モルガンの品のある美しさ=高潔さがありながら可愛いエヴリーヌ、が良かった。揺れやすそうに見えても一旦腹をくくった女は落ち着いている。
ジャン・マレーのレミは、キュートなのだろうが、落着きのなさからエヴリーヌを裏切りそうでハラハラししたが、予想は外れた。
夫の判事さんが、抑制の効いた上品テイスト。尊敬したい。(尊敬と愛は違うだろうが)彼を愛してるかもしれない?エレナもとても素敵で、おんな心が充満しているように見えた。

最後の意外なあっけなさは『太陽がいっぱい』を思い出させた。

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あまおと