七人の特命隊のレビュー・感想・評価
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悪い意味で昔ながらの時代劇の単純性
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総合:50点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:55点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
味方の攻撃は敵に簡単に当たるが、相手にする軍の銃弾はさっぱり当たらない。それでいてどうやってこちらがそんな作戦を計画し実行したかという描写はなく、味方の作戦は次々に的中するし、多数いる北軍あるいは冒頭の南軍は馬鹿で負け続ける。そんな悪い意味で昔ながらの単純な展開と演出がつまらない。特に前半はこの傾向が強い。
後半に入ってからは、前半から前振りがあった狡そうな情報将校の行動が表面化してきて盛り返す。とはいえ、戦闘中に裏切って敵地に残したはずの5人にはどうやったのか川の渡しで追いつかれる不自然さがあったりして、総合的に面白いと言えるほどではない。
良い部分としては登場人物は7人ともそれなりに描き分けが出来ていた。美術と衣装も含めて映像も悪くない。
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