劇場公開日 1993年5月15日

「勇者、賢者、聖者、そして物語。」ロレンツォのオイル 命の詩 青樹礼門さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0勇者、賢者、聖者、そして物語。

2024年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

お涙頂戴する暇のない、ハラハラドキドキの見事なドラマでした。

苦難に立ち向かう勇者、
近くにいる賢者、
やがて出会う聖者。

フュリオサ、アラビアンナイト、ベイブなど、
ジョージミラー製作脚本監督作品に一貫する強い信念が、
堂々と万人向けの物語として
結晶作用、まさに圧巻でした。

違う見方をすれば、主人公は正しくないようにみえる。
そんなことを考えさせる余地がありました。

俳優もカメラもやっぱりいいです。

青樹礼門