夜毎八時に
解説
「ルムバ」「ガラスの鍵」のジョージ・ラフトが「ジョージ・ホワイツ 1935年スキャンダルス」「聖林三百六十五夜」のアリス・フェイと主演する映画で、スタンリー・ガーヴィーが書き卸し「キャバレエの鍵穴」「暗夜行路」と同じくジーン・タウンとグレアム・ベイカーが共同脚色し、「男の魂(1935)」「虹の都へ」のラウール・ウォルシュが監督に当たり、「生活と恋愛」「上海」のジェームズ・ヴァン・ツリースが撮影した。助演者は映画初出演のラジオ歌手フランセス・ラングフォード、「虹の都ヘスター」のパッシー・ケリー、「海を嫌う船長」のウォルター・カトレット、「恋のセレナーデ」のハーマン・ビング等の顔ぶれで、フローレンス・ギル、ラジオ・ローグ3人組なども出演する。
1935年製作/アメリカ
原題または英題:Every Night at Eight
ストーリー
飲料水会社に勤めていたディキシー、スーザン、ダフニィの3人は揃って唄が好きで仕事に身が入らず、とうとう一緒に首になった。蓄えもないこととて食うに困った3人はティータイムとなって放送競技に出場したが、スーザンが空腹の末卒倒したので賞金を取り損なった。1等となって100弗の賞金を貰ったのはトップス・カードナのバンドだった。トップスは3人の才能を認めて自分のバンドに加入させ「スワニイ姉妹」という名で彼女らを宣伝し、たちまちの内にラジオの人気者になってしまった。ところがトップスは非常に厳格な男で、少しも3人の自由を許さぬ物だから、彼女らは内心不平を抱いていた。スーザンは彼を恋していたので2人を時にたしなめたが、お転婆の2人はだんだん不平が増して来るのだった。ある時トップスはディキシィと口論した挙げ句、スーザンの愛を腹立ちまぎれに否定した。これを聞いたスーザンはついに2人と一緒に、招待されるままある富豪のヨット旅行に出してしまった。しかし彼女達はトップスを離れては全く無力なのを知った。その夜ラジオでトップスは3人は慈善興行に行ったので放送には間に合わぬと行った。これを聞いた3人は急いで放送局へ駆けつけた。丁度スーザンの唄の時間であった。彼女はすぐ舞台へ上がって、歌い始めた。歌が終わるとトップスはスーザンを抱いて、「スワニイ2人姉妹、それからトップス・カードナ夫妻」と聴衆に挨拶した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ラオール・ウォルシュ
- 脚色
- ジーン・タウン
- グラハム・ベイカー
- 原作
- スタンリー・ガーヴィー
- 台詞
- バート・ハンロン
- 製作
- ウォルター・ウェンジャー
- 撮影
- ジェームズ・ヴァン・ツリース
- 音楽
- ドロシー・フィールズ
- ジェームズ・マクヒュウ
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TopsCardonaジョージ・ラフト
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Dixie_De nアリス・フェイ
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Susan_Mooreフランセス・ラングフォード
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Daphne_O'Connerパッツィ・ケリー
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Three_Radio_RoguesJimmie Hollywood
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Three_Radio_Roguesヘンリー・テイラー
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Three_Radio_RoguesEddie Bartel
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Master_of_Ceremoniesウォルター・キャトレット
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Harryハリー・バリス
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Chicken_Ladyフローレンス・ギル
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Joe_Schmidtハーマン・ビング
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Martinブース・ハワード
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HuxleyJoe H. Dilson
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Mrs.SnyderLouise Carver