雪国の血路
解説
多くのユ社映画でかつてお馴染みであったモンロー・ソールズベリー氏が其後ウェスト・コースト映画会社の為に主演した映画で「未開の人」の次の作品である。監督はジャック・ジャッカード氏で、原作も書いている。相手役は「焦熱地獄」「奇襲」等出演のルーラ・アンソン嬢。
1922年製作/アメリカ
原題または英題:The Great Alone
ストーリー
黒人とのハーフのデュヴァルはスタンフォード大学に学んでいたが、ハーフなるが故に侮辱され、或る大会社の秘密の一員になって遠く北方の雪深き大自然境に至り、其処に行われている悪人の陰謀を探る事となった。彼は会社の或る社員の娘メエリーが図らずもかつて彼が親切を蒙った婦人である事を知った。間もなく其娘が父の小屋に帰る途中、嵐に悩ませられていたのを彼はせめてもの恩返しに己が命を賭として彼女を救った。彼は其中にメエリーに無態の恋を挑んでいるサスーンという男が当の悪人である事を探知し彼を打ち負かして此地から追放した。彼が永らく一途に彼を想っていたナディンという混血の娘を伴い己が種族へ帰っていった。
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スタッフ・キャスト
- 原作
- ジャック・ジャッカード
- 撮影
- フランク・B・グッド
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