夜半の狂魂

解説

「舞踏王国」「フランス人形」に続くメイ・マレイ主演映画で、ジョン・ラッセル氏とカール・ハーボウ氏の原作脚色を、例によってロバート・Z・レオナード氏が監督したもの。対手は「舞踏王国」「舞姫悲し」等と同じくモント・ブルー氏である。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Mademoiselle Midnight

ストーリー

ナポレオン三世のフランス宮廷で花と唱われたルネー・ド・ゴントランの孫なるメキシコの娘ルネーは、祖母と同じく不思議な「深夜の狂乱」を持っていた。ルネーの父は山賊マニュエルに殺され、彼女は山賊の手を逃れて伯父のドン・ホセと共にメキシコ市へ行ったが、伯父は山賊と内通して彼女の父の農場を奪った事を知らなかった。若きアメリカの青年ジェリー・ブレントはドン・ホセがメキシコと米国の友情を破壊するような密謀を企んでいる事を疑っていた。ドン・ホセは革命が成功したあかつきルネーをマニュエルに与える約束をしていた。彼女は悪人一味が成功の前祝いに狂っている夜監禁を逃れ、マニュエルの宴に臨んで、彼と共に踊り狂い、遂に彼に恨みの一太刀を浴びせた。ブレントは彼女を追ってこの場に来たりマニュエルと争ううち、ルネーの従兄カルロスが騎兵の一隊と共に救助に馳せつけて来た。山賊どもは一挙に滅ぼされ、ルネーはブレントと教会において真夜の結婚式を挙げた。批評ー活劇味に富んでいるから、筋は解り切ったものながら俗受けはする。殊にスターの好きな人々には喜ばれよう。(ニウス誌ローレンス・リード氏)

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