モンタナの西
劇場公開日:1965年7月3日
解説
バン・コートの短編小説を、「ランダース」のバート・ケネディが脚色・監督した西部劇。撮影は「ランダース」のポール・C・ヴォーゲル、音楽は「昼下りの決斗」のジョージ・バスマンが担当した。出演は「インターン」のバディー・エブセン、「リサの瞳のなかに」のキア・デュリア、「翼のリズム」のロイス・ネットルトンなど。製作はリチャード・E・ライオンズ。
1963年製作/アメリカ
原題または英題:West of Montana
配給:MGM
劇場公開日:1965年7月3日
ストーリー
1890年、レイン(バディー・エブセン)は死んだ友人の息子リー(キア・デュリア)に会うためモンタナのコングレスにやってきた。友人は牧場とリーを残して世を去ったが、息子が成人になるまで牧場の証文をレインに託したのだった。リーは酒場に入りびたり、牧場は荒れ果て、父親が造りかけた母屋もそのまま打ち捨ててあった。リーは悪友ジェイスの入れ知恵で、レインを追っ払うため、彼の言葉に逆らわないことにした。レインが選んだリーの花嫁は6歳の息子マットのある未亡人アニーだった。2人は結婚し、母屋の完成にせい出した。しかしレインはリーがアニーを愛していないのをみてとり、彼女に故郷に帰るようすすめたが、きき入れなかった。そのころレインはジェイスが牧場の牛を盗んでいるのを知り、リーに彼との絶交をすすめたところついに2人は大喧嘩をしてしまった。リーはジェイスと組んで、牛を全部売り払うことにした。アニーへの書き置きをしたためている時、母屋が焼け落ちた。牛を盗むためジェイスが火をつけたのだ。リーは火の中にとび込み、中にいたマット少年を救けた。ジェイスの放火を知ったレインは、こんな友人と一緒に牛を売ろうとしたリーにさじを投げ、証文を手渡した。リーは初めてレインの真心に目覚め、ジェイス一味と対決、無事に牛をとりもどした。レインはリーがアニーやマットと母屋の再建に取りかかるのを見て、安心して牧場を去った。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バート・ケネディ
- 脚本
- バート・ケネディ
- 原作
- バン・コート
- 製作
- リチャード・E・ライオンズ
- 撮影
- ポール・C・ボーゲル
- 音楽
- ジョージ・バスマン