未来派女学生

解説

二巻物時代から喜劇の花形として知られていたアルバータ・ヴォーン嬢主演の映画で、ジーン・デュポン氏の原作による「名馬鉄蹄」「白馬迅風」「猛牛魔境」等と同じくデル・アンドリュース氏が監督したものである。相手役は「肉体の道」「飛脚カンター」等出演のドナルド・キース氏で、「あれ」「殿様専門娘」出演のウィリアム・オースティン氏やジョン・ステップリング氏等も出演している。

1926年製作/アメリカ
原題または英題:Collegiate

ストーリー

パークス女子学塾切ってのお転婆さんパトリシアが枕を蹴ってラグビーの真以をしている所へプレストナ大学のラグビー試合の放送があった。そらと自動車に飛び乗って試合場へ馳けつけ様とすると途中速力違反が捕えられ、そのことが新聞沙汰となったので、さあ頑固な親爺と婿になろうと思っているホレースとはカンカンになる。が当人のパトリシアは平気なもので濟ましていたが、今度は曲乗飛行からパラシュート降りをやり騎馬巡査の頭上に落下して、水泳美人団の中やあちこちを逃げ廻る。やっと逃げ隱れおおせたのが、ある商店のショーウィンドゥで客引の体操をやっている苦学生ジミーの蔭である。が、それを親爺が見ていたので又もや叱られる。で、到頭パトリシアは親爺に書置を置いて家出をし学校へ帰る。ところが親爺からは学資が来ない。據ろなくジミーの世話で旅館の皿洗いになり、ここでも大騒ぎをしでかすが、最後は芽出度くパトリシアとジミーとの恋が成立しすべてが丸く納る。

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