真夜中の野獣

劇場公開日:

解説

「欲情」のラス・メイヤーが、製作・監督・オリジナル・ストーリー・撮影・編集を担当。脚色は、リチャード・ザッカリー、音楽は「草むらの快楽」のイーゴ・カンター。出演は、ポール・ロックウッド、アン・チャップマン、ゴードン・ウェスコート、ダンカン・マクロード、ロバート・ルーデルソン、レイプル・ロビーなど。

1968年製作/アメリカ
原題または英題:Finders Keepers, Lovers Weepers
配給:MGM
劇場公開日:1970年6月20日

ストーリー

フィーニー(ロバート・ルーデルソン)とキャル(ダンカン・マクロード)の2人は、金庫破りを企み、酒場に客を装って入りその機会をねらっていた。酒場の主人ポール(ポール・ロックウッド)はそんなこととは知らず、店をバーテンのレイ(ゴードン・ウェスコート)にまかせ娼婦クレアー(レイプル・ロビー)のもとへ向かった。クレアーはポールのなじみだったが、実はフィーニーの仲間だった。一方、店では、ポールの妻ケリーが夫のいない寂しさを、レイに慰められていた。フィーニー、キャルの2人はケリーたちが外出し、店に誰もいなくなったのを見はからい金庫を破ろうとした。だが思うようにはかどらずポールやケリーに発見された。フィーニーたちはケリーを痛めつけることでポールから金庫のコンビネーションを聞き出した。やがて、ポールがすきをみてピストルを手にし、激しい撃ち合いとなった。そしてポールが絶体絶命の状態に追いこまれた時突然クレアーが現れ、自らの非を悔いて、ポールを救ったのだった。

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