放埒娘

解説

英国の小説家ジョゼフ・ホッキング原作の小説を、「大陸に鳴る女」等と同じくモント・M・カッタージョンが脚色し、「大陸に鳴る女」「白絹の女」等と同じくサム・ウッド監督。グロリア・スワンソン主演になったもの。今度の相手役は「夢の街」「世界を敵として」「君を思えば」等出演のラルフ・グレイヴス、「爆音千里」「ふるさとの家」のセオドア・ロバーツ等で、その他新進のヴェラ・レイノルズ、ロバート・エイニュー等も共演する。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:Prodigal Daughters

ストーリー

スウィフティーは近代的な娘で、父フォーブスが旅行中、妹マージョリーと共に、華やかな社交界の空気のなかを、胡蝶のように愉快に遊び回っていたが、マージョリーはレスター・ホッヂスという作曲家に恋され、スウィフティーは賭博宿を持っているスタンリー・ガーサイドという紳士の仮面を被った男につけまとわれていた。彼女の父の持つ機関車工場の技師長ロジャー・コービンは、彼女をおのれの飛行機に乗せた時嵐に襲われ止むなく下降してある宿屋に一夜を明かした。旅行から帰った父フォーブスはそれを聞き娘を責めると2人とも父にそむいて家出をした。妹はレスターと結婚したが、やがて捨てられてしまう。姉はグリニチ・ヴィレジの美術家たちに混じって贅沢な室を借りて気随気侭な生活をしていたが、父からの送金を断たれたので、生きるためにあるデパートメントストアーに勤める事にしたが、それも支配人の卑しい望みを退けたので免職され、あらゆる悲しみを味わった末についに自分の非を悟って、雪ふりしきるクリスマスの夜、父の家へ帰って心から謝った。やがては彼女も彼女を愛しているコービンと楽しい生活に入る日がくることであろう。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く