平和の歓び

解説

ラスキー映画であるから古い物で「愛国の血潮」同様ウォーレス・リード主演の映画。監督は本邦には多数その作品が紹介され今はユ社に働いているロバート・ソーンビー。ノア・ビアリー、クラレンス・H・ゲルダート、ガイ・オリヴァーらの老巧連が共演している。

1917年製作/アメリカ
原題または英題:The Hostage

ストーリー

スコットランドの高地と低地との住民の争闘を背景にした譚り。低地軍の司令官ケンパー将軍の一子ケンパー中尉は、父の命により戦略上の一時的講和の人質として高地軍に送られた。高地軍の村長スラヤディは最初こそ敵対心から冷遇したが、元々人情厚い男で、2人の娘とともに中尉を親切にあしらうので中尉は戦略上ここを逃亡すべき必要あるのをみすみす機会を逸してしまった。その中戦略上の講和は破れ、中尉は処刑されることとなり、万事窮して今は彼と恋仲であるロヤディの娘ナタリヤも自殺の覚悟を決していたが、ここに計らず国王の命により真の平和が宣せられ、中尉とナタリヤは神に感謝する時を得たのである。

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