フォート・ブロックの決斗のレビュー・感想・評価

長閑な音楽でスタート。成り上がっていく主人公（ドン・マレー）。競馬🏇シーン良かった。
成り上がっていく為に恩人の女から乗り換える主人公。ありきたりだが、見入ってしまう。悪役俳優（リチャード・イーガン）が存在感あって良かった。
ただただキャリー（リー・レミック）が可哀想。娼婦なの？お嬢さんなの？（笑）

主人公は貧乏から抜け出すため、牧場を買おうと働いたがお金が足りない。
助けてくれたのは親しくしていた酒場の女、その後、先見の明で拡大、銀行家の娘と結婚、上院議員選挙に推されるようになる。
しかし、以前世話になった人たちの苦境に・・・。
西部開拓時代の成長ドラマだ。

ドンマレー扮するオレゴンからモンタナに来たラットエバンスは、自分が乗りこなした馬で競馬に勝ち酒場で楽しんた。ラットは、どこか頼りなさげで女性にも突っ込めない人の良さがあったが牧場を買おうと金を稼ごうとした。
牧場経営の夢をかなえようとラットは銀行とも交渉し実現した勇気は大したものだが、牧場とコネを手にしてから自分が元手をもらって助けてもらった売春婦たちの事を泣かせたり見下していたのはいただけないね。しかし筋を通そうとしてあちらもこちらも大事に。男気もそこそこにしないとね。