百花笑えば

解説

エイヴァリー・ホップウッド氏原作のベラスコ劇団の当り狂言を、グラント・カーペンター氏が脚色し、「ボー・ブラムメル」「本町通り」等と同じくハリー・ボーモン氏の監督した作品。主役は「陷穽の宮殿」「晩年の誘惑」等出演のホープ・ハンプトン嬢、「久遠の微笑」等出演のウィンダム・スタンディング氏、「本町通り」「快男子ソーヤー」等出演のルイズ・ファゼンダ嬢、その他アレック・B・フランシス氏、アン・コンウォール嬢、ジョニー・ハーロン氏等が出演する。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:The Gold Diggers

ストーリー

歌劇女優ヴァイオレットはウォーリー・ソーンダースと恋仲であったが、青年の伯父スティーブン・リーは女優に誠の恋はないといって2人の仲を許さず、顧問弁護士のブレータ老人と同道して女優の家へ破談に出かけて行ったが、ヴァイオレットの姉分に当たる2人の女優ジェリーとメーベルは海千山千の代物で、リーとブレークの2人を巧みに操って、2人とも彼女達の色香に魅せられ、ウォリーとヴァイオレットとを夫婦にするとの言質をとられる。姉分の女優2人も始めは専らヴァイオレットのためにリーとブレークを手玉にとっていたのであるが、木乃伊とりが木乃伊となったようにジェリーはリーに、メーベルはブレークに参ってしまい、結局三組の不腑が出来上がって、傾城の誠とやらを発揮して終わった。批評ー愉快なコメディー・ドラマで、舞台劇に劣らぬ効果を挙げている。監督も演技もよい(ニウス誌ローレンス・リード氏)

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