巴里の薔薇

解説

原作はデリーというペン・ネームでフランスの出版界を賑わしている匿名の兄妹の作家の作になる『ミッチ』“Mitsiでこれをメルヴィル・ブラウンとエドワード・T・ロウとが脚色した。監督は「闇の女神」等と同じくアーヴィング・カミングス、「メアリー・ゴー・ラウンド」「闇の女神」等と同じくメアリー・フィルビンが主演した。対手は「白絹の女」等出演のロバート・ケイン、「サロメ(1923)」「小公子」等出演のローズ・ディオン等で、ジョン・セント・ポリス、チェザーレ・グラヴィナ等も出演している。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:The Rose of Paris

ストーリー

母に早く死に別れたミッチはパリの近くにある修道院で育てられた。ある日彼女の可愛がっている6才になる女の児が保護者のクリスティアンに引き取られて行ってしまった。ミッチの祖父ジオルジュ・デア・ヴルウは行方不明になっているミッチを捜していたが、バロモフ夫人という心良くない女がこの事を聞いて彼女を修道院から引き取って、自分の経営しているカフェの一室に監禁した。ミッチは逃れてクリスティアンの家に住み込んだが、彼女の素性は誰も知らなかった。クリスティアンと彼女との仲に次第に恋が芽生え、やがて彼女がかねて捜していたジオルジュの孫娘である事が判って、幸福な生涯が初めて彼女の上に恵まれる。

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