裸のアマゾン

劇場公開日:

解説

南米アマゾン河の奥地、未開のマット・グロッソ地方の10カ月にわたる探険記録映画。色彩はイーストマン・カラー。ポーランド生まれの探険家ジグムント・スリストラフスキーが指揮する探険隊は西独、ハンガリー、仏、ブラジル、メキシコと国際色豊かなメンバーである。製作、監督、撮影、録音、編集は隊長スリストロウスキーの担当、作曲と演奏指揮はエンリコ・シモネッティ。日本語版解説はNHKの青木一雄が担当した。1954年作品。

1954年製作/アメリカ
原題または英題:Naked Amazon
配給:NCC貿易
劇場公開日:1956年12月12日

ストーリー

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロを出発したスリストロウスキー探険隊の主目的は、奥地の原始的なインディアン訪問。一行はベレムで食料を仕入れてジャングルに入る。3週間後、沼沢地の農園に到着。ここを足場として冒険の旅が始まる。鰐や蛇、獰猛なピラニアの大群。ジャングルで隊員の1人が毒蛇に襲われたが、沈着さで危機を脱する。探険隊は3班に分かれて現住インディアンを訪ねに出発。目的地はリオから2000哩奥のカマユラスである。途中のジャングルで見かける珍しい動物--鷲鳥の親戚エマやアリクイ、大きな毒蜘蛛、豹、水牛、オームとカメレオン、アルマジロ(よろいねずみ)、バクなど。人食い人種のカマユラス・インディアンは一行を笑顔で迎え、友情と信頼を示す。一行はここに数カ月滞在して彼らの生活や習慣を観察。女性隊員モニカが、世界最大の蛇アナコンダに襲われるが、蛇の急所ノドをしめて防いでいる間に他の隊員が駆けつけ事なきを得た。かくて一行は1人の事故もなく、赤裸なアマゾンの姿をカメラに捉えて帰途につく。

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