虹の山道

解説

「沙漠颪(1926)」等と同じくゼーン・グレイ氏の原作で、チャールズ・ケニヨン氏とフランク・ロイド氏が脚色し、これをロイド氏が監督して製作された。ウィリアム・ファーナム氏がラシターとシェフォードの2役に扮し、「猛襲」に出演したアン・フォレスト嬢が相手を勤めている。19世紀の半頃に於けるモルモン教徒の迫害史であって興味深い活劇である。

1918年製作/60分/アメリカ
原題または英題:The Rainbow Trail

ストーリー

ジョン・ラシターは敵の追跡を避けジェーン・ウィザースティーンという婦人と、フェイ・ラーキンという赤児を連れて人跡絶えた深山に逃れて数年は過ぎる。フェイは今は花恥かしい乙女となった。ラシターの血族シェフォードは3人の行方を捜索するが、早くもこれを知った敵の首領ワゴナーは、シェフォードに先んじて3人に近づき、フェイを拐かしてモルモン教の寺院に幽閉する。シェフォードはフェイを助け、2人は熱烈な恋仲となり馬に跨ってジョンを救いに向かう。2人を追おうとするワゴナーは原住民に殺される。ワゴナーの部下は首領を殺したのはシェフォードの仕業と思い誤まり、2人を襲った。大活劇は起こる。原住民に急を告げられた警官は援助に来てシェフォードやフェイは危いところを救われる。

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