襤褄を飾って

解説

「子煩脳」「君を思えば」等を監督したアルフレッド・E・グリーン氏が「子煩悩」「屠殺者(1922)」等主演のトーマス・ミーアン氏を主役として監督製作したもので、相手役は「灼熱の悪魔」「剣の輝き」等出演のライラ・リー嬢である。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:Back Home and Broke

ストーリー

トム・レディングは父の死後全財産が不生産的な方面に投資されていて事実上の一文無しである事を知った。村人は彼を冷遇したが只1人メリー・ソーンという乙女のみは彼を固く信じていた。トムは運命を開拓する為西部へ出かけて石油井を堀り当て一攫千金を賭けた。彼の1友人は帰郷しようとする彼に恰も失敗者である様に装って、誰が誠の友であるかを試みろと勧めるので、それに従って弊衣破帽のまま一文無しを装って帰郷する。村人達の態度を改めさすべく、彼の採った手段は見事功を奏し、トムはメエリーの変わらぬ愛を喜んだのであった。

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