「永遠という言葉の恐ろしさよ」永遠に美しく… 流離いのオオハシさんの映画レビュー(感想・評価)
永遠という言葉の恐ろしさよ
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いつまでも美しさや若さに固執すると
とんでもない結末が訪れる、という戒めに思える。
主役の2人が先んじてとんでもなく暴走するが、さんざん振り回されていたアーネストも途中から頭が沸いて、結局全員狂って阿鼻叫喚の姿が面白い。
アーネスト、彼がブルース・ウィリスだとは最後まで気づかなかった。
なぜ「ベニスに死す」のダークボガードみたいな白塗り?
ともあれ、彼は最後の最後で真人間の意識が戻ったので、地獄の手前で無事Uターン!
残る2人は永遠という名の地獄へまっしぐら。
狂気の沙汰の○し合いしていたのに、一周回って「やだーあなたこそ素敵よ~」と異常な形状(!)の相手に向かってお世辞言いながらなぜか馴れ合い徒党を組むマデリーンとヘレン、可笑しすぎる。階段から落ちたマデリーンの復活とかちょいとょい笑えるシーン多数。
ゼメキス監督の作品はさすがテンポがよく、ゴシックホラー的要素もありつつのコメディ、楽しませてもらった。
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