灯台守の妻

解説

「鉄槌を揮って」「巴里の恐威」などでおなじみとなったデュポンの主演映画で、ダニエル・スティールの舞台劇「ロープス」をウォーレス・クリフトンが脚色し、「鉄槌を揮って」と同じくポール・スカードンが監督したものである。

1921年製作/アメリカ
原題または英題:False Kisses

ストーリー

ロッキー・ポイントのささやかな漁村にポールとジムは竹馬の友で、睦じく暮らしていた。やがてこの村へジェニーという若い女教師が来たため、彼らはこの女性の出現により相互いに友情は薄らぎ、遂にポールとジェニーとが結婚した。5ヶ年の後灯台監督となったジムが故郷に帰ってみるとポールは職に離れて難渋していた。ポールはジムの親切でブラック・ロック暗礁の灯台守となって妻のジェニーと娘を伴い赴任した。ジェニーに対するジムの愛情は未だに昔と変わらなかったところへ、ポールが失明したため、ジェニーは非常な苦心をしたが、結局ポールの失明も快復し誤解も解け、2人は理解ある仲となった。

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