鉄火のネル
解説
「名物女」で認められたドロシー・ギッシュ嬢の喜劇で、大真面目で演じているギッシュ嬢の美しい演技を見るべきである。「名物女」「大突進」「握手か反目か」等の監督エルマー・クリフトン氏監督。相手役はメリー・マクラレン嬢の相手として「飾りなき女」「野辺のローマンス」「波間の花弁」等に出演したデイヴィッド・バトラー氏である。
1919年製作/アメリカ
原題または英題:Nugget Nell
ストーリー
西部の天地に自由に育ったナゲット・ネルもやはり恋知る乙女であった。都の男で金鉱の権利を持っているジョー・ブッシュが、我が家に一夜の宿りを求めてから、彼女の若い胸には赤い血潮が湧き立った。そしてできるだけのおめかしをして御覧に入れたが、彼からは一顧すらされず絶望する。この時悪漢の一味はジョーの金山を横領せんため、彼を捕えんとした。これを知ったネルは馬に乗じて彼を救い、悪漢と大激戦の後、彼女を恋しているジムの救援を得て悪人を追払い、都の気取り屋の価値なきことを知ってジムと美しい楽しい恋仲となる。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- エルマー・クリフトン
- 原作
- Sir Hugh R. Osborne
- 撮影
- John Leezer
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