翼に賭ける命
劇場公開日:2025年3月28日
解説・あらすじ
メロドラマの名手として知られるダグラス・サークが、20世紀アメリカ文学の巨匠ウィリアム・フォークナーの小説「標識塔」を映画化。飛行機ショーに命をかける男と周囲の人々の姿を描いたドラマ。
1930年代の大恐慌時代。第1次世界大戦の英雄であるロジャーは、妻のラヴァーン、整備士ジッグスとともに飛行ショーで生計を立てている。ロジャーは空を飛ぶことに取り憑かれ、ラヴァーンはそんな夫を愛しながらも、貧苦な人生に複雑な感情を抱いていた。そんな彼らを取材するためにやってきた新聞記者バークは、愛憎が複雑に絡み合う彼らのこの一家にのめり込んでいき、やがてラヴァーンと心を通わせるようになるが……。
キャストには、ロバート・スタックやドロシー・マローン、ロック・ハドソンら、ダグラス・サークの代表作「風と共に散る」の面々が再結集。家族も自分の命も顧みない破滅的な男と、彼に振り回されながらも信念を貫こうとする人々を描く。
1957年製作/91分/アメリカ
原題または英題:The Tarnished Angels
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2025年3月28日
その他の公開日:1958年3月12日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ダグラス・サーク
- 製作
- アルバート・ザグスミス
- 原作
- ウィリアム・フォークナー
- 脚本
- ジョージ・ザッカーマン
- 撮影
- アービング・グラスバーグ
- 美術
- アレクサンダー・ゴリッツェン
- アルフレッド・スイーニー
- 衣装
- ビル・トーマス
- 編集
- ラッセル・F・ショーエンガース
- 音楽
- フランク・スキナー