起てよ!戦士

解説

ジュールス・ファースマン氏の原作チャールズ・バンクス氏の脚色を「アラビア酋長」「聖者エルモ」等と同じくジェローム・ストーム氏が監督したもので、主役は、上記2映画出演のジョン・ギルバート氏。相手役は「巌窟王(1922)」「或る愚者有りき」等出演のエステル・テイラー嬢で、ジョージ・シーグマン氏も出演する。1800年時代のカルフォルニアを背景としたロマンスである。

1922年製作/アメリカ
原題または英題:A California Romance

ストーリー

カルフォルニア州まだ米国の手に収められず、スペインの覇を唱えていた時代の物語りである。ドン・パトリシオという若きスパイン人はギターを肩にして得意の唄に若き乙女達の血潮を涌かせる詩人であった。彼は地主ドン・カスカの娘ドンナ・ドロレスと恋仲であったが、娘は彼を秘境物と思っていたので、彼が男らしい力量を見せぬ限りスペイン軍の指揮官ドン・ファンと結婚すると言っていた。ドン・ファンは二人の仲を割かんと悪策を廻らし、放浪者を使ってスペイン人を襲わせる。パトリシオは彼の悪計を知り剣を握って起ち、単騎馬を米軍に馳せて応援を求め、遂にドン・フォンを正義の刀に倒し、ドンナとめでたく結婚する事になった。

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