争闘の熱血

解説

ユニヴァーサルで作った「拳闘王」と同じ原作者Ｈ・Ｃ・ウィットワーがコリアー週報に連載した小説に基づきエフ・ビー・オー社が製作したシーリースで、昨年2月24日から毎週1編2巻宛発売されたもの。1編で1つの物語が完成しているが主人公、その他のの役割は全編同一である。「紐育の十字路」等主演のジョージ・オハラが主役で、「ペンロッド」等に主演したクララ・ホートンが相手役をする。監督はマルコム・セント・クレアである。

1923年製作／アメリカ
原題または英題：The Fighting Blood

ストーリー

小さな田舎町の曹達飲料店の番頭に採用されたゲール・ゲールンは快活勇敢な青年であった。彼が下宿しているウィルコックス夫人の娘ジュディーと彼とは日々に親しくなって行く。この町の人々が他国ものとしてゲールを扱ったけれど、次第に彼の心地よい気性が村人の気に入って、彼は遂には村の人気ものとなり拳闘試合のとき手柄をたてて彼の拳闘家としての華々しい生活の幕は開かれる。彼とジュディーとの美しい恋の花も、時とともに咲いて行く。