戦場の誓い

劇場公開日:

解説

「サンセット大通り」のコンビ、ウィリアム・ホールデンとナンシー・オルソンを主演に、「追憶(1957)」のマイケル・カーティズが監督した戦争映画。リチャード・トレガスキスの原作をオリン・ヤニングスが脚色し、撮影は「縛り首の木」のテッド・マッコード。音楽マックス・スタイナー。他に出演するのはフランク・ラヴジョイ、ジーン・エヴァンスら。製作アンソニー・ヴェイラー。

1951年製作/アメリカ
原題または英題:Force of Arms
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1959年7月28日

ストーリー

1943年、イタリア戦線でドイツ軍と激戦した、ピーターソン曹長(ウィリアム・ホールデン)の率いる小隊は5日間の休暇を与えられた。ピーターソンは丘の戦いで戦死した戦友の墓を探すために1人で共同墓地へ出かけた。彼はそこでエリナー・マッケイ少尉(ナンシー・オルソン)に会った。しばらく雑談をしていた彼は一緒に酒をと誘うが彼女は立ち去った。翌朝ピーターソンはブラックフォード少佐(フランク・ラヴジョイ)に少尉に昇進した旨を告げられた。ピーターソンは野戦郵便局へ出かけ、そこでエリナーに再会した。彼女は将校進級の祝いに誘った。2人はカフエに入った。そこにはブラックフォードもいた。彼はエリナーが街の女でないのを見てピートに“命の洗濯もわずか数日だ、貴重な時間を彼女のために無駄にするな”と忠告した。それを感じとって立ち去ったエリナーをピーターソンは追ったが、彼女も同じことをいった。だが彼は諦めなかった。彼はエリナーに愛を求めたが彼女は拒絶した。翌朝兵達の休暇が取消され前線に戻る命令が下った。それを知ったエリナーは彼への愛情をかくしきれずピーターソンのテントに別れを告げに来た。彼は結婚を約し、戦場に向かった。ブラックフォード少佐は戦死した。ピーターソンは以前のような勇敢な彼ではなくなっていた。重傷を負ったピーターソンをヨスト1等兵が助けようとして戦死した。ピーターソンは病院で意識を取り戻し、エリナーと再会した。傷が回復すると彼は後方勤務へ回された。2人はイタリアの教会で結婚し静かなそして幸福な数日を過ごした。しかしピーターソンは彼を救おうとして戦死したヨストの記憶をはらい除けることができなかった。彼は前線勤務を申出た。エリナーも彼に同意した。ピーターソンは市街戦の最中に行方不明になった。エリナーはその報告を信じることができず前線へ向かい、彼を探した。狂気のように探した末、彼女は解放された捕虜の中に彼を見出した。2人はかけより再会を喜んだ。

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