エンド・オブ・バイオレンスのレビュー・感想・評価
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天文台でシステムを捜査するFBIのレイ(バーン)。注視していた映...
天文台でシステムを捜査するFBIのレイ(バーン)。注視していた映像がいきなり本部からの連絡画面に変わり、見えなくなってしまう。監視体制で暴力事件を無くそうという考えは『エネミー・オブ・アメリカ』の方が凄いと感じる。 もともとスローテンポの映画を作るヴェンダースであるから、バイオレンスといっても緩やかに進む。製作国がドイツとなってるが、舞台はハリウッドで英語中心だ。 警察のドク刑事がルーシー・キャット(トレイシー・リンド)と親しくなり、行方不明になってるマイクと接触したことを知る。 FBIの男から国家機密に関するメールを受け取ったことから狙われていたことが明らかにされていくが、最終的にはマイクは死なないでいる。これから撃たれるのかもしれないが、殺されないのだ。最初の強盗二人を遠距離から撃てるんだから、殺すことは容易だったはず。それでも追われる男の雰囲気だけは伝わってくる・・・
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