ジョニイ・ダーク

劇場公開日:

解説

「命を賭けて」のトニー・カーティスと「王者の剣」のパイパー ・ローリーが共演する作品で、「大アマゾンの半魚人」のウィリアム・アランドの製作、「戦いの矢」のジョージ・シャーマンの監督になるテクニカラー1954年度作のメロドラマ。脚本はフランクリン・コーエンのオリジナル、撮影はカール・ガスリー、音楽ジョセフ・ガーシェンソン。前記2人のほか、「第17捕虜収容所」のドン・テイラー、ポール・ケリー(「スプリングフィールド銃」)、イルカ・チェイス(「風変りな恋」)、「愛しのシバよ帰れ」の舞台で演技賞を受けたシドニー・ブラックマー、ルース・ハンプトン(「グレン・ミラー物語」)らが出演する。

1954年製作/85分/アメリカ
原題:Johnny Dark
配給:ユニヴァーサル日本支社
劇場公開日:1954年8月16日

ストーリー

デトロイトのフィールディング自動車会社にある日株主代表のウ ィンストン氏が乗り込んで、社長に近く行われるスポーツカーの米国縦断レイスに参加する計画があるかどうか尋ねた。保守的な社長はこの様なことは嫌いだったが、技師長のはからいでジョニイ(トニー・カーティス)にX=150号の製作を命じた。喜んだジョニイは戦友のデュークドン・テイラー)や製図係のリズ嬢(パイパー・ローリー)の協力を得て試作し始めた。リズは美しい娘でジョニイもデュークも心を奪われたが、リズの心はジョニイに傾いていた。試作車は出来たが社長にスポーツカーを製作する意志がないと知ったジョニイは会社をとび出し、社長の孫娘のリズもそれを追った。彼らは近くの自動車レイスに会社の車を盗んで出場したが故障して失敗し、運転したデュークとも喧嘩別れをした。ジョニイとリズは技師長の助けで車を修理し、米国縦断レイスに参加することが出来た。X=150号はジョニイが運転して出発したが、 他の会社の車のデュークが第1日目は1位だった。ジョニイは会社の後援がないので寝る間も割いて車を整備しなければならなかった。第2日はジョニイは4位に上がった。これをラジオで聞いたウィンストン氏は社長にスポーツカーの製作を激励したが、終点前でまた故障してしまった。リズとジョニイは無念の涙にくれた。しかしこれを知った社長は技師長に命じて救援させた。第3日目は最後のコースである。遂にジョニイはデュークを破った。決勝点には喜びの社長が待っており、スポーツカーの製作を確約した。今やジョニイとリズの2人は愛の設計に取りかかるのであった。

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