女性の悩み
解説
アライド映画会社から発売されたアルビオン作品で、ナルブロ・バートリー氏の原作。チャールズ・ギブリン氏が監督したもの、主役は「懐かしの我家」出演し性格俳優として有名なメアリー・アルデン嬢である。その他ホームズ・E・ハーバート氏、ロッド・ラ・ロック氏、クレオ・マディソン嬢、J・バーニー・シェリー氏等の腕利きが出演していて、家庭教訓劇として近頃の女権論者に一矢酬いたる興味ある物語である。
1922年製作/アメリカ
原題または英題:A Woman's Woman
ストーリー
デンジー・プラマーは家庭の主婦として20年献身的の生活を続けた後3人の娘と1人の息子の母となったが、夫の意気地のなきを見て家庭の奴隷的労働から社会的の生活をに入ろうとする。そして自ら茶店を開き次第に人気を集め更に政治に没頭して家庭を顧みる時間か少なくなったので、子供は家庭の保護を失って浮薄なる世俗に染み楽しかるべき家庭は殆ど破壊されてしまう。ところが末子ケネスが死亡した為デンジーは始めて家庭に於ける主婦の位置の如何に重要なるかを悟り、社会的生活を去って再び一家は団欒の幸福に帰る。
スタッフ・キャスト
- 監督
- チャールズ・ギブリン
- 脚本
- レイモンド・L・シュロック
- 原作
- ナルブロ・バートリー