シネラマ・ホリデー
劇場公開日:1955年12月21日
解説
「これがシネラマだ」に続いて、ルイ・デ・ロシュモンが製作したシネラマ第2作。オティス・カーニーとルイ・デ・ロシュモン3世が脚色し、ジョセフ・ブランとハリー・スクェアが撮影した。作曲はモートン・ゴールド音楽監督はジャック・シェイドリン。
1955年製作/119分/アメリカ
原題または英題:Cinerama Holiday
配給:ロビン・インターナショナル提供、東宝独占配給
劇場公開日:1955年12月21日
ストーリー
プロローグ 2組の若い男女、スイスからアメリカ訪問に来たビアトリスとフレッドのトローラー夫妻及び帰り便で欧州に向かうベッティとジョンのマーシュ夫妻、がセント・ルイスの空港で落ち合った。これから2組の新婚旅行が交互に展開され、アルプス連峰の上空でシネラマ・スクリーンが開幕する。サンモリッツの冬期スポーツ、2連橇の滑走-サンモリッツの氷上フロア・ショウ“氷上の1日”-ラス・ヴェガスの街-アパッチ族の地方-硝子張丸天井の列車から眺めた米大陸の景色-ジャズの発生地、ニューオルリーンズの黒人の集会(パパ・セレスティンとその楽団が“タイガーラグ”を演奏する)-ニューイングランドの収穫祭-ニューハンプシャーにあるダートマス大学の学生生活-アルプス高原のスキー場-ノートルダムの大ミサ(ルクセンベルグ・ガーデンの人形劇、オペラ、“レ・アンデ・ガラン”、リドノフロア・ショウ、学生の舞踏会、ルーヴル博物館など)-スキーの祭典(スイスの古民謡“ホップ・サーサー”が合唱される)-春のパリ-パリの芸術学生による“四季の舞踏会”-連絡船から見たニューヨーク高層建築のスカイ・ライン(ここで欧州から戻ったマーシュ夫妻はトローラー夫妻と一流ホテルで落ち合い、旅について語り合う)-ニュー・ハンプシャーの夜空の花火で、シネラマ・ホリデーは幕を閉じる。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロバート・ベンディック
- フィリップ・デラシー
- 脚色
- オティス・カーニー
- ルイ・ド・ロシュモント3世
- 製作
- ルイ・ド・ロシュモン
- 撮影
- ジョゼフ・ブラン
- ハリー・スクェア
- 音楽監督
- ジャック・シェインドリン
- 追加音楽
- ヴァン・クリーヴ
- 作曲
- モートン・グールド
- アソシエイト・プロデューサー
- オティス・カーニー
- Borden Mace
- Thomas Orchard
- ナレーション
- John Stuart Martin
- Martin Weldon