「バーグマンの名演があってこそ」サラトガ本線 Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
バーグマンの名演があってこそ
イングリッド・バーグマンとゲイリー・クーパーの人を食ったようなお話。どこか「風と共に去りぬ」に似ている。サム・ウッド監督よりセシル・B・デミル監督に合った題材だと思う。列車の衝突シーンは特筆するほどではない。それでも復讐に取り付かれた女性の性格表現が素晴らしいバーグマンの名演は、20世紀を代表する女優のひとりに違いないことを証明していると思う。
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