5番街を手術しろ!

劇場公開日:

解説

エドガー・ロメロの脚本を「エイブ・リンカン」のジョン・クロムウェルが監督した暗黒街もの。撮影はフェリープ・サクラダン、音楽はティート・アレバーロが担当している。出演者は「契約殺人」のヴィンス・エドワーズ、TV女優キャロル・オマート、新人タマー・ベラミーなど。

1959年製作/アメリカ
原題または英題:The Scavengers
配給:イタリフィルム
劇場公開日:1963年2月3日

ストーリー

スチュアート・アリスン(ヴィンス・エドワーズ)は香港=マカオ間の連絡船上にかつての妻マリオン(キャロル・オマート)を見かけて名を呼んだが、船は岸壁を離れていった。彼はオハラ(ヴィク・ディアス)という得体の知れない東洋人に教わった裏町にマリオンを尋ねたが、彼女はすっかり変わっていた。オハラの話によれば国府所属の300万ドルの外債盗難事件をめぐってタガート一味とウー将軍と呼ばれる悪の一味が争っていて、マリオンがタガートと通じて外債の国外持ち出しを狙っているというのだ。オハラの正体を怪しみつつスチュアートは麻薬中毒のマリオンの救出を約した。香港に来て以来心をとらえていたナイトクラブの踊子マリサとの愛に悩みながらも彼はマリオンを説得したが無駄だった。そんな時オハラが死体で発見され、警察に駆けつけたスチュアートとマリサは意外な事実を知らされた。オハラは政府から派遣された密偵で外債の行方を捜索中だったのだ。オハラが生前に予想していた外債の隠し場所である美術品の倉庫もすでにウー将軍一味に荒らされ、スチュアートは殺されかけた。隙をみて拳銃を奪った彼は一味全員を殺した。ホテルではタガートがマリオンに殺されていたが、すでに毒をあおっていた彼女は苦しみつつ今までの非を詫び、外債のあり場所を告げて息絶えた。茫然と300万ドルの外債入りのトランクを下げてホテルを出たスチュアートをマリサが待っていた。警察に渡すべく2人は灯のともり始めた舗道を歩いてゆくのだった。

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