腰抜け大捕物
劇場公開日:1951年1月3日
解説
脚本家出身のエドモンド・ベロインが製作、「幽霊紐育を行く」のアレクサンダー・ホールが監督した1949年度作品で、ビライオンがメルヴィル・シェイヴェルソンとジャック・ローズと協力した書下ろし脚本によったもの。撮影「欲望の砂漠」のチャールズ・ラング、音楽はジョゼフ・J・リィレイで、歌は「腰抜け二挺拳銃」のジェイ・リヴィングストンとレイ・エヴァンスが書いている。「腰抜け顔役」のボブ・ホープと「夢の宮廷」のロンダ・フレミングが主演し、「フィラデルフィア物語」のローランド・ヤング、「遥かなる我が子」のローランド・カルヴァーをはじめ、リチャード・ライオン、ゲイリー・グレイ、ジム・バッカス、ジェリー・ハンター、ジャッキー・ジャクスン、カール・ライト・エッサア、ジョージ・リーヴス、シグ・アーノが助演している。
1949年製作/アメリカ
原題または英題:The Great Lover
配給:セントラル
劇場公開日:1951年1月3日
ストーリー
フレデイ・ハンターはボーイ・スカウトを指揮してフランスで自転車旅行を終え帰国のため大西洋航路の船上の人となった。この船にはマキシミリアン大公とその娘アレキサンドリア姫、イカサマ賭博の名手ダブニー、それを追う探偵のヒギンス等が乗っていた。ここでフレデイはさまざまな頭痛の種に会わねばならなかった。自転車旅行に同行した少年のトミーたちは喫煙、飲酒の禁則をおかすフレデイを逆に監視するので窮屈でたまらず意を決した彼は中国行きの貨物船に乗りかえようとするが、美しいアレキサンドリア姫に会ったとたんに、風むきがかわってしまう。ところが大公と姫はダブニーの次なるカモとして狙われていた。おまけに、殺人事件が起こって野次馬フレデイはいつの間にか、この事件にまきこまれ、おまけにヒギンスからは、真犯人と目されてしまう。さて、フレデイは自己のエン罪を洗ぎ真犯人を見出し、併せてアレキサンドリア姫のハートを獲得しようというのだが……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- アレクサンダー・ホール
- 脚本
- エドモンド・ベロイン
- メルビル・シェイブルソン
- ジャック・ローズ
- 製作
- エドモンド・ベロイン
- 撮影
- チャールズ・ラング
- 音楽
- ジョセフ・J・リリー
- 歌
- ジェイ・リヴィングストン
- エヴァンス