孤軍奮闘

解説

「猛火の決闘」と同じくD・ロス・レダーマンが監督したティム・マッコイ主演西部劇で、「荒馬スモーキィ」のスチュアート・アンソニーが原作脚色したもの。撮影は「激浪」のベンジャミン・H・クライン担当。助演者はルアナ・ウォルタース、子役ウォーリー・オルブライト、ウィーラー・オークマン、ウェード・ボトラー、レイフ・マッキー等である。

1932年製作/アメリカ
原題または英題:End of the Trail

ストーリー

西部開拓時代のことである。ワイオミング州のゲーツ要塞守備隊付のティム・トラヴァース大尉は、インディアン原住民に襲われ身を以て逃れたが、思わずもインディアンに兵器を秘密に提供したと言う嫌疑を受け、追放される。これは大尉を嫉視するジェンキンス少佐の策略であった。トラヴァース大尉を慕っていたオブライエン軍曹はついに守備隊を脱走して大尉の許に赴いた。これが守備隊はトラヴァース大尉等を討伐にやって来た。大尉は逃れたが彼の最愛の養子は流弾を受けて犠牲となった。白人に迫害されて白人に敵意を抱くインディアンの集落に、失意の大尉は身を寄せ、原住民達の信任を得た。インディアンが正当な権利も主張することが出来ず、ただ白人の虜制に泣き寝入りしているのを見た大尉は、ワシントンへ急行して政府に直接嘆願しようとする。所が途中ジェンキンス少佐の一隊に迎え撃たれて、彼は捕虜となり要塞に監禁される。恩人の危急を知ったインディアンは蜂起して要塞を襲った。孤立している要塞は包囲攻撃を受けて、落城が目前に迫った。トラヴァースは原住民達の生活安全の保証を条件として原住民の怒りを和らげることを申し出て、挺身要塞の危機を救った。そして敵弾に当たって倒れた少佐の告白で身の潔白が証されたトラヴァースは少佐に昇進した。

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