曠原の荒武者

解説

「突貫ミックス」「天空爆破」と同じトム・ミックス氏主演映画で、監督者も前2映画と同じくベン・ストロフ氏である。ハリー・シンクレー・ドレイゴー氏の原作に基づきフレッド・マイトン氏が脚色した。ミックス氏の対手役は「鉄蹄乱舞」「凸凹開運の巻」のサリー・ブレーン嬢で、そのほか「娘十八冒険時代」のチャールズ・コンクリン氏、チャールズ・バイアー氏、等も出演している。

1928年製作/アメリカ
原題または英題:Horseman of the Plains

ストーリー

西部のトリッガーの町に共進会が開催され、その余興として1万ドル懸賞の障害物競馬が行なわれた。その頃、この町にドウン・オデイという可愛い娘が病身の父と共に牧場を経営していたが、生活が不如意で牧場は借財のかたに抵当に入っているという有り様であった。ドウンはそこで己れの持ち馬を競馬に陀して賞金を得、そして借金を返済しようと思い、ゲイツという者に騎手の世話を依頼した。ゲイツはドウンとその牧場とに野心を抱いていたので部下の一人を騎手として送ることにし、故意に競馬に負けさせようとした。所が、隣りの町の役人でこの共進会の見物かたがた競馬に参加しに来たトム・スウィフトはゲイツの前科者であることおよびその悪計を知り、ドウンを救わんと考えた。競馬の当日、ゲイツは悪事露見を恐れ、トムを罠にかけ山中に監禁したが、トムは巧みに逃れ、危機一髪の所で競馬場に駆けつけ悪騎手を倒し、競馬に参加し、第一着を得た。そして1万ドルとドウンとを胸に抱くことができた。

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