原始林の驚異

解説

「タイガ」と同じくジョージ・M・ダイオット少佐の蛮地探検記録映画で、南米エクアドル国の蛮境にすむジャヴィロ族の集落において氏自ら撮影し来ったものである。望遠レンズを用いたほか、トリック撮影を行なわない、権威ある記録映画であると称せられる。

1933年製作/アメリカ
原題または英題:Savage Gold

ストーリー

アマゾン河上流の原始林に秘められた黄金を訪ねて赴いたフォーセット大佐一行の行衞を探索する目的でジョージ・M・ダイオット少佐はエクアドルからアンデスの峻峯を越えて蛮地に踏み込んだ。一行の艱難を極めた山岳踏破の実況を撮影した後、原始林における猛獣奇鳥珍虫の生活状態をカメラに収めつつ、遂にジャヴィロ・インディアンの集落に達した。ジャヴィロ族は人間の生首を切り落とし、乾燥縮小してこれを宝物として保存する習慣を有する恐るべき首狩人種である。少佐一行は辛苦の末フォーセット大佐は既に殺害されていたことを知った。そして白人を憎悪する彼らの襲撃を受けて危険に瀕した少佐は首狩人種の独木船をようやく破壊して追跡を避け辛くも危険地帯を脱出した。

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