空中スパイ野郎

劇場公開日:

解説

レオナード・カウフマンのストーリーを、アーニー・コーガンと「海底世界一周」のアート・アーサーが脚色、同じく「海底世界一周」のアンドリュー・マートンが監督したコメディ。撮影はハワード・ウィナー、音楽はサミュエル・マトロフスキー、特殊効果はハワード・アンダーソンが担当した。出演はTVのコメディアンで映画出演のスーピー・セールズ、「私はそんな女」のタブ・ハンター、「サイレンサー 沈黙部隊」のアーサー・オコンネルとビヴァリー・アダムスなど。製作総指揮がアイヴァン・トース、製作担当がスタンリー・コルバート。

1966年製作/アメリカ
原題または英題:Birds Do It
配給:コロムビア
劇場公開日:1966年11月5日

ストーリー

メルビン教授(スーピー・セールズ)が極秘の仕事のため、ケープ・ケネディにやって来た。宇宙計画のチーフ、スミスバーン将軍の率いる500万ドルのロケット装置にほこりがたまり、メルビンはそれを除くためにやって来たのだ。彼を追って敵側のスパイも基地にもぐりこんだ。ある日メルビンはチンパンジーを連れて不思議な機械装置のある部屋にまぎれこんでしまった。その時、足音が聞こえたので彼は機械装置の中に隠れたのだが、その機械はなんと人間をイオン化し、鳥のように空中を飛べるようにする装置だった。彼はとっさに重い植木鉢をかかえ、やっとホテルに帰りついたが、植木鉢を離したとたん、空中に舞い上がってしまった。彼を追うスパイも、彼に好意をよせる女性も、ただぼう然とするばかり。彼をもとの人間に返してくれるのは、この機械装置の発明者ウォルド教授だけだ。メルビンはオートバイにがっちりと体を結びつけて教授の家へ駆けかけつけた。しかし教授は留守で、娘のクローディーヌがお相手をしてくれた。2人して車で出かけたが、車を降りたとたん、メルビンはまたまた空中へ。クローディーヌは父に連絡し父娘は無線で、イオン室の技師に連絡をとる。その時メルビンは海上をふわりふわり。沿岸警備隊も出動して地上は大さわぎだったがメルビンは無事、地上にまいもどり、普通の人間に返った。彼は空を飛ぶ力こそ失ったが、かわいいクローディーヌの、心を射とめた。

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