「公開当時と今で印象が変わったのを実感」M:I-2 ガネーシャさんの映画レビュー(感想・評価)
公開当時と今で印象が変わったのを実感
このシリーズは全て鑑賞しました。
今まで何度もM:i-2は観ましたが、久しぶりの鑑賞。
この作品が公開されたのは自分が中学生の頃。
当時はストーリーが云々よりも、アクションばかりに目がいっていたので、こんな最高な映画他にない!くらいハマってました。トム・クルーズかっけぇ!ジョン・ウーすげぇ!みたいな。
よく言われるバイクのタイヤが入れ替わってるシーンも愛嬌だろ!くらいに思ってました。
当時見ていた冷静な友達はあそこでああはならんやろとは言っていましたが(ラスト、ハンドガンが足元に上手い事ある→蹴る→手元まで飛ぶ→キャッチする、とか)いやカッコいいだろ!って自分はテンションMAXでした。トム・クルーズのカンフーアクションで益々テンションMAX。毎日カンフーの事ばかり考えてました。
時が経ち、改めて見返してみると、あそこはああはならんやろ。タイヤどんだけ入れ替わんねん。そもそもカンフーの必要性はあったのか?のオンパレード。どこかで誰かが「トム・クルーズが如何にカッコいいかを魅せる映画」と言っていたのを思い出し、正にその通りだと思いました。
数ある評価で言われている通り、ミッションインポッシブルじゃなくて、アクション映画だよね?と言わざるをえないストーリー。
個人的な意見では公開当時と今ではアクションの質も変わり、どんどん無駄が省かれ、より現実的に、ストーリーの都合上違和感なく、しかしその中で如何にオオッ!と思わせるかという風になっていると思うので、宿命みたいなものなので仕方ないですね。
批判も書きましたが、このシリーズが好きだから何度も見てるので、これからも何度も見返すと思います。
何も考えずトム・クルーズのアクションを見たい方にはオススメです!