虚栄地獄(1924)

解説

チャールズ・ダーントン氏の原作に基づき、イギリス名女優イソベル・エルソム嬢の夫君たるモーリス・エルヴィー氏が監督したもので、アリスの夢のシーンは特に「ダンテ地獄編」の監督者ヘンリー・オットー氏が監督した。「荒野の放浪者」「天下の名物男」等主演のビリー・ダヴ嬢と「金魚娘」「騒擾の巷」等出演のジャック・マルホール氏及び「シーバの女王」等出演のベティー・ブライス嬢並びにジョン・セント・ポリス氏が共演している。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Folly of Vanity

ストーリー

アリスとロバートには新婚の楽しさに争いなどしなかったが、偶然に妻が虚栄心の深いことを発見したロバートは妻を諌めた。しかし妻は泣くばかりで改めるとは言わなかった。ロバートの雇い主のリッジウェイは巨万の富と有名な真珠の首飾りの所有者で、ある野心を抱いて夫妻を夜会に招待した。ロバートは苦々しく思ったが妻は贅沢に眼を奪われ、ロバートの若さにある野心を起こしたホワード夫人がその遊送船に夫妻を案内したとき夫は断ろうとしたがアリスは直ぐに承諾してしまった。ホワード夫人の船上宴会で夫人がしきりにロバートに親しく振舞うのを見たアリスは嫉妬を起こした。疲れた彼女があたえられた部屋でまどろんだ間に恐ろしい夢を見た。覚めればアリスは虚栄の恐ろしさを語りロバートの胸に泣き崩れた。

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