カサグランデのガンファイター
劇場公開日:1964年6月2日
解説
「ベラクルス」のボーデン、パトリシア・チェイス夫妻のストーリーをクラーク・レイノルズの協力で夫妻自らが脚色、「悪徳警官」のロイ・ローランドが演出した西部劇。撮影は「ベロと8人の子供たち」のホセ・F・アガヨとマヌエル・メリノ、音楽をジョニー・ダグラスが担当した。レスター・ウェルチの製作。出演は「肉弾潜行隊」のアレックス・ニコル、ホルヘ・ミストラルのほか、ディック・ベントレイ、スティーヴ・ローランド、フィル・ポスナー、メルセデス・アロンソなど。
1964年製作/アメリカ
原題または英題:Gunfighters of Casa Grande
配給:MGM
劇場公開日:1964年6月2日
ストーリー
19世紀後半、アメリカは食肉不足に悩まされ、西部の町では牛が非常な高値をよんでいた。その頃メキシコでは首領ロホ(アルド・サンベル)の率いる暴力団が、掠奪を欲しいままにしていた。そんな時、無法者デイライト(アレックス・ニコル)は一攫千金の野望に燃え賭金を元にカサ・グランデの牧場を買い、サンタ・フェで荒稼ぎをした金は、そっくり隠し、仲間には牧場を買ったといってだまし、案内役を買って出た「旅がらす」(ホルヘ・ミストラル)を加えてカサグランデに向かった。牧場に着いたデイライトは、牛を1ヵ所に集結し大群をカンサスに送りこみ、巨利を1人占めしようともくろみ、ロホに対する防禦策を理由に、牧場を次々と説いてまわった。しかしよそものに対する風当りは以外に冷く、計画ははかどらなかった。しかしそんなとき、大牧場主がロホの一団に襲われ、計画は急に進み、1万5000頭の牛を、ロホの襲撃に備えて、よう撃に適した谷間に追いこんだ。果してロホの一団は総力をあげて殺到してきた。デイライトらはこれをよう撃し、ロホをはじめとして一団を潰滅した。デイライトは自らの計画のために牛群の北上を命じた。しかしデイライトの計画を知る「旅がらす」は1人、丘の上でデイライトに対決した。一瞬、2人の拳銃がひらめき、野望達成を目前にしてデイライトは「旅がらす」の前にくずれ落ちた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロイ・ローランド
- 脚本
- ボーデン・チェイス
- パトリシア・チェイス
- クラーク・レイノルズ
- 原作
- ボーデン・チェイス
- パトリシア・チェイス
- 製作
- レスター・ウェルチ
- 撮影
- ホセ・F・アグアーヨ
- マヌエル・メリノ
- 音楽
- ジョニー・ダグラス