海底の秘密

劇場公開日:

解説

“自然の驚異”シリーズや“自然の冒険”シリーズ第1回作「砂漠は生きている」など、記録映画の分野にも進出している、「ピーター・パン(1953)」のウォルト・ディズニー製作になる短篇ドキュメンタリイで、海底映画の撮影がどのようになされるのかを紹介している。監督のジェームズ・ヘイヴンス、撮影のティル・ガバニなど、いずれもディズニー・プロのスタッフだが、音楽のポール・スミスは“自然の驚異”シリーズ「水鳥の生態」や長篇「砂漠は生きている」などで、すでにおなじみである。1954年作品。

1954年製作/11分/アメリカ
原題:Operation Undersea
配給:大映洋画部
劇場公開日:1955年11月15日

ストーリー

フロリダ半島の沖合に位置するバハマ諸島の1つプロヴィデンス 島。ディズニー撮影所の技術者たちは、この常夏の島で本格的な海底映画の製作を試みた。周到な準備と念入りな調査の上、技術者や俳優達は潜水服やアクア・ラング(潜水肺)に身を固めて5尋の深さの海底に下り立った。陸上の撮影所をそっくり海底に移したような風変りな撮影が始まり、装置係は海底にセットを組み、海草や岩を並べなおし、配役係はエキストラになる魚を集めるのに一苦労する。このように技術者たちの冒険と努力のうちに困難な海底映画の撮影作業も次第に終りに近づいた。

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