カイゼルの影

1918年製作/アメリカ
原題または英題:The Kaiser's Shadow

ストーリー

1915年ベルリンで開かれたある宴会にポウラハーリスという女が出席していた。表面はドイツ間諜の1人と信じられているが、実は米国軍事探偵局の一員である。独探の1人ヒューゴー・ワグネルは彼女を想っていた。1918年米国へ話は移る。機関銃の発明に苦心するクレメント・ボイドの許嫁ドロシーの家へ下女として住み込んでいるのはポウラであった。ボイドとドロシーが新婚旅行の途中設計図はポウラのために奪われた。独探一味はボイドを監禁して捜索したがどうしても判らぬ。首領フレデリックは仲間全部につき厳しく探したが判らない。ボウラが密かに奪い取った設計図の隠場所へ来ると紛失してしまっていた。運転手になっているワグネルが奪ったものである。フレデリックがボイドを拷問するのを見兼ねポーラが全部を自白しようとした時米国官憲の一団が乗り込んで独探を一網に捕える。事件収まった後ポーラはワグネルは実は独探でなく、仏国軍事探偵局の一員なることを知り、2人は堅く将来を誓う。

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