階上

解説

パーレー・プーア・シーハン原作、ヴィクター・シェルツィンゲル監督の人情喜劇で、メイベル・ノーマンドとカレン・ランディスの共演であることは「ピントー」と同じである。そのほかエドウィン・スティーヴンスも出演する。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:Upstairs

ストーリー

あるホテルに男の着物を着て働いているエルシー・マクファーランドは2階のお客連中がジャッズにつれて面白そうに踊っているのを見て、窺い寄っては羨望の嘆息を漏らしていた。これを見て心ひかれたのは金持ちの息子レュール・ストーリングスである。彼はエルシーに近づくために自ら進んでベル・ボーイになり下ったが、彼がある客から頼まれて洗濯にやろうとする夜会服をエルシーに着せたのが原因で一騒動となり、エルシーは運転手と駆け落ちしてきた令嬢と間違えられるが、エルシーはその令嬢を危きより救って、その運転手の悪企みをあばき、令嬢の父から感謝の印として2階で贅沢に住える身分としてもらう。

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