お若いデス

劇場公開日:

解説

エドワード・チャイルズ・カーペンターがファニー・キルバーン の小説から劇化したものを「アニーよ銃をとれ」のシドニー・シェルダンが脚色、「底抜け落下傘部隊」のノーマン・タウログが監督、「遥かなる地平線」のダニエル・L・ファップが撮影を担当した。主なる出演者は「底抜け最大のショウ」のコンビ、ディーン・マーティン、ジェリー・ルイス、「重役室」のニナ・フォック、「ケンタッキー人」のダイアナ・リン、「裏窓」のレイモンド・バーなど。テクニカラーによる1955年作品。

1955年製作/102分/アメリカ
原題または英題:You're Never Too Young
配給:パラマウント
劇場公開日:1955年11月25日

ストーリー

女学校の教師で婚約の仲であるナンシー(ダイアナ・リン)とボ ブ(ディーン・マーティン)は休暇をロスアンゼルスで過し、さて学校へ戻ろうという日、ボブのホテルで強盗殺人事件が起こった。犯人の宝石泥棒ヌーナン(レイモンド・バー)は警官に追われて、宝石をボブの上着のポケットにかくし、さらに床屋へ行ったボブの上着から床屋の職人ウィルバー(ジェリー・ルイス)のズボンのポケットへダイヤを移しておいて妻に電話をかけ、ウィルバーを自分のアパートへ呼び出させた。心得たヌーナン夫人はウィルバーに甘い言葉をかけて面くらわせ、ポケットから紙包みを抜きとった。一方、ヌーナンは悠々とホテルを脱出、アパートへ戻ってウィルバーを追い出した。ところが抜きとった紙包みの中身はなんと風船ガムだった。さて、汽車賃が足りないので子供に化け、半額乗車したウィルバーはヌーナンが追ってきたのを知ってコンパートメントに逃げ込むが、そこにはボブより一足先に帰ることになったナンシーが乗っていた。ウィルバーを子供だと思ったナンシーは彼に下の寝台を使わせてやるが、これを見たのがボブに御執心のグレッチェンで、忽ちボブに注進する。ボブもウィルバーを子供だと思って安心するが、疑いを解くため無理にナンシーと一緒に下車させて、学校へ連れ込んだ。ここで舞台は女学校へ移り、ウィルバーとボッブを中心に珍騒動を展開するが、やがてウィルバーの父と名乗るヌーナンが現われ彼を湖におびき出し、宝石をとり上げた。そこへボッブと警官隊が駈けつけヌーナンは御用となった。

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