男対男(1939)

解説

「テキサス人」「たくましき男」のランドルフ・スコット、「新天地」「海の魂」のフランセス・ディー、「気侭時代」「新婚道中記」のラルフ・バラミー、「地球を掛ける男」「結婚スクラム」のエドワード・ルドウィグが監督に当り、「クレイグの妻」「魔空電波」のルシエン・バラードが撮影した。脚本は「悪漢の町」「戦友」のリチャード・メイボウムがアルバート・ダフィー及びハリー・セゴールと協力執筆している。助演俳優は「真人間」のウォーレン・ハイマー、「俺が法律だ」のロバート・ミドルマス、スタンリー・アンドリュース等である。

1939年製作/アメリカ
原題または英題:Coast Guard

ストーリー

米穀沿岸警備隊員の飛行士ブラッドショウと、同じ隊員のドワーとは無二の親友であった。ドワーは嵐の日に難破船を救助して船長トピアスを助け、ブラッドショウが彼を航空輸送した。病院を見舞ったドワーは船長の娘メナンシーを想うようになったが、内気なかれがその気持ちを打明け兼ねている間に、ナンシーは快活で英雄的な行動をするブラッドショウに心を惹かれて恋に落ち、間もなく2人は結婚することにになった。出張から帰ったドワーはそれを知って深く失望したが、一切を水に流して2人の介添え役をつとめた。しかし浮気なブラッドショウは結婚後も遊びが止まぬので、ナンシーはついに別居した。ナンシーの気持ちを呼び戻そうとしたブラッドショウは、彼女のいる別荘の上で乱暴な低空飛行をして機体を大破したので、地上勤務を命ぜられた。現場の目撃者として法廷に立ったドワーを、ブラッドショウは誤解し、2人の間には深い溝ができてしまった。その後北極地方の救援作業に赴いたドワーは、海路に迷って行方不明を報ぜられる。ナンシーは、親友を救うのは男の義務だとブラッドショウに嘆願したので、彼は救援飛行に出動し、猛吹雪をついて見事にドワーを氷雪地獄から救い出した。そして今は真面目な男に立ち戻ったブラッドショウのところへ、ナンシーは再び帰っていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く